「こんなに難しい漢字、4年生で習うの?」「社会の産業学習、今は"情報産業"なんてあるのね!」 お子さんの教科書やワーク/ドリルを見て、驚いた経験はないだろうか?
小学生も中学年・高学年になると、難しい言葉や新しい概念の学習、さらには英語の学習も始まり、辞書や学習事典、参考書などの重要性が一気に高まってくる。そこで役立つのが、電子辞書。見やすさ、検索性の高さ、動画や音声、膨大な収録コンテンツなど、多くのアドバンテージを持つ電子辞書は、総合教科の学習ツールとしても注目のアイテムなのだ。
そこで今回から、カシオの電子辞書「エクスワード(EX-word)」シリーズの小学生モデル「XD-N2800」を、実際に小学4年生の女の子に使ってもらったレポートをお送りしたい。第1回のテーマは、夏休みに役立ちそうな、こんな機能…。
夏休みの宿題をしながら「今まで分からなかったところ」を理解しよう
いよいよ、待ちに待った夏休み。夕野ちゃん(4年生)も、夏休みの宿題をたくさんもらってきたらしい。「夏休みの宿題は、分かるところから進めるのがコツ」と語る夕野ちゃんだが…。
「分かるところが終わっちゃうと、そこから先が進まなくなっちゃうんだよね…。」
そりゃそうだ(笑)。でも、そんなときにも頼りになるのがXD-N2800。収録コンテンツの中には、国語、算数、社会、理科の学習参考書も含まれているのだ! 例えば、算数の問題。4年生では、直方体や立方体の辺や面の勉強が出てくるよね。
「直方体で、この辺と向き合う辺をすべて答えなさい、とか授業でやった! たしか宿題にもあったような…」
面や辺の関係の理解に、どうやら自信がなさそうな彼女。では、「小学総合的研究 わかる4教科」の「算数」を開いてみよう。「さくいん」から「語句さくいん」、「た行から始まることば」の順で選び、「直方体」を選択。すると、直方体と立方体の解説が表示された。
辺と辺、面と面、辺と面の関係も図で解説されているから、これをよく読めば、なんとなくしか理解できていなかった内容も、しっかりと覚えられる。
「あっ、辺に対して斜めの位置(対角位置)にある辺も、"平行な辺"っていうんだ。気付かなかった!」
大切だと思ったページには、デジタル的な「付箋」を付けておけば、付箋メニューから一発でジャンプできる。知識がしっかりと身についたと思ったら、念のために練習問題もやってみよう。
同様に、社会では3・4年生で学ぶ身近な暮らしや5年生の国土や各種産業、6年生で学ぶ歴史などをフォロー。理科では、生命、地球、物質、エネルギーの各編で分かりやすい解説を見ることができる。
このように、非常に便利なXD-N2800の「小学総合的研究 わかる4教科」。より上手く使うコツは、エクスワードの画面の中だけで勉強しようとするのではなく、「宿題や他の学習の補助ツールとして利用すること」だ。
夏休みの宿題で少しでも分からないことがあったら、とにかく気軽に語句さくいんから言葉を引いてみるよう、お子さんにアドバイスしてあげていただきたい。しっかりと理解をし直したうえで進めていけば、気が重いだけだった夏休みの宿題も、より有意義でやりがいのある予習復習になるはずだ。