公開初日を迎えた特撮映画『劇場版仮面ライダーウィザードinマジックランド』と『劇場版獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック』の初日舞台あいさつが3日、東京・丸の内TOEIで開催され、俳優の陣内孝則、忍成修吾、桃瀬美咲らゲスト出演者と、白石隼也ら『ウィザード』レギュラーチームが登場した。
『劇場版 仮面ライダーウィザードinマジックランド』は、平成仮面ライダーシリーズ第14弾の特撮映画。誰もが自由に魔法を操る「魔法使いの国」を舞台に、陣内が54歳にして史上最年長の悪のライダー(魔法使い)「仮面ライダーソーサラー」として活躍することでも話題となっている。同時上映の『劇場版獣電戦隊キョウリュウジャー』は、スーパー戦隊シリーズ初のミュージカルムービー。サンバのリズムで躍動しながら、邪悪な強敵・デスリュウジャーと激闘を繰り広げる。
舞台あいさつに登場した陣内は、いきなり"カブトムシをかわいがっていたら脱臼するパントマイム"を披露するなど飄々とした様子で、作品については「全体を注目していただきたいですね。特に私のウィットに富んだキャラクターを楽しんでもらえれば幸いです。若い人たちのエネルギーをもらって楽しかったです」とコメント。白石をレースクイーンとの合コンに誘ったという疑惑については「僕は清純派です!」と否定して会場を笑わせた。
当日は白石の23歳の誕生日ということもあり、ステージでは桃瀬から白石に花束が贈られる場面も。メッセージを求められた仁藤攻介/仮面ライダービースト役の永瀬匡は「毎日のように会ってるんで……」と照れながらも、「誕生日おめでとうございます。僕は番組に途中から参加したんですが、入りやすい環境を作ってくれて、感謝してます」と感謝と祝福の言葉を送っていた。白石をハグしたりと一緒に祝福していた陣内だが、フォトセッション後にはなんと、陣内の55歳の誕生日(9日後)を祝うダブルサプライズ! 演じるライダーの色にちなんだ金色の花束を受け取った陣内は、今度は"ワインを飲んでいたら剥離骨折する男"のパントマイムで感謝を伝えていた。
マヤ大王を演じたゲストの忍成は、「もう一度見るとまた違ったところが見えると思います」と再訪をプッシュ。戸塚純貴は「魔法の国で変身するとみんなが似た見た目になるので、違う人のところで声を出してしまった」と裏話も披露。高山侑子は「実は同時上映の『キョウリュウジャー』のダンスのサビに私たちも参加しているので探してみてください」と見どころをアピールした。『キョウリュウジャー』から唯一参加した桃瀬は、自身が演じる女悪役コンビについて「私たちが演じているのはアーシーとレムネアという名前なんですが、アーシーはアシ、恐縮ながら私のレムネアはムネを強調してるんです。背中やふとももからも肉を集めた胸元にも注目してください」と艶っぽい見どころを明かした。
最後まで飄々としていた陣内が「夢は必ず叶います。この映画を10回20回と見ると必ず仮面ライダーになれます!」と語って舞台あいさつは締め。『劇場版仮面ライダーウィザードinマジックランド』&『劇場版獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック』は8月3日より好評上映中。
劇場版「ウィザード・キョウリュウジャー」製作委員会
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