パナソニックは8月5日、手回し充電ラジオ「RF-TJ10」を発表した。発売は8月30日で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は5,000円前後。
ハンドルを回して携帯電話やスマートフォンへの充電を行える機能が付いたポータブルラジオ。スマートフォン「ELUGA(エルーガ) P」への手回し充電の場合、ハンドル1分間回すことで約2分の連続通話、約1時間の連続待受が可能だという(1分間に約120回転の速度でハンドルを回したとき)。また、手回し充電の電力は充電池に溜めておくことができ、ラジオを聴く際にも利用できる。この場合は、ハンドルを1分間回して得た電力でラジオを約14分聴くことができる(同)。
さらに、LEDライトも内蔵されており、災害時・非常時の明かりとして利用することも可能。こちらも充電池からの電力を利用できる。そのほか、非常時の警報機として最適なサイレン機能も搭載。
主な仕様は、ラジオチューナーがFM/AM(デジタル選局対応)、スピーカーが2.8cm丸形(16Ω)×2個(モノラル)、実用最大出力が250mW(充電式電池使用時)・230mW(乾電池使用時)、搭載する接続インタフェースが3.5mmモノラル出力、携帯電話への充電用端子となっている。電源はニッケル水素充電池×4本(内蔵)ないし単4形電池×3本、本体サイズはW140.4×D52×H54.4mm、重量は乾電池を含まない状態で約254g、乾電池を含む状態で約288g。