博報堂DYホールディングスのグループ横断型組織である博報堂DYグループ・スマートデバイス・ビジネスセンターはこのほど、第6回「全国スマートフォンユーザー1000人定期調査」の調査結果を発表した。
同調査は、日本のスマートフォンの普及状況を浮き彫りにする目的で2011年2月より定期的に実施され、今回は2013年2月に続く第6回目となる。調査は6月1日~3日にインターネット上で行われ、全国の高校生~69歳男女のスマートフォンユーザー1,000名から回答を得た。
スマートフォンによるSNS利用、29歳以下は9割以上
「スマートフォンによるSNS利用状況」は、利用したことが「ある」人が全体の73.1%となった。経験者は年齢が低いほど多い傾向が見られ、15歳~19歳では95.4%が、20歳~29歳では90.8%が利用経験があった。
また「スマートフォンによるSNS利用頻度」については、1日に1回以上利用する人が43.4%。なかでも15歳~19歳では、「1日何回も」が75.4%に達し、他世代より群を抜いて多かった。
スマートフォンのみでSNSを利用する人、年齢が若いほど多い
「インターネットサービスの利用デバイス」については、SNSを「パソコン・スマートフォン両方で利用する」人が41.1%、「スマートフォンのみで利用する」人が20.1%、「パソコンのみで利用する」人が7.8%だった。年齢別に見ると、「スマホのみで利用する」人は29歳以下が有意に多かった。
個人情報公開への抵抗感は「変わらない/抵抗はある」が73%
「スマートフォンを利用するようになって、ネット上にプライベートな情報を公開することへの抵抗感は変わったか」については、全体の73.3%が「変わらない/抵抗はある」と回答。意外にも女性より男性の方が数値が高かった。年齢別に見ると、とくに15歳~19歳では「抵抗はなくなった」「やや抵抗はなくなった」と答える人が多かった。