三菱自動車は2日、新型ミッドサイズSUV「アウトランダー」の米国仕様車が、米国IIHS(道路安全保険協会)の衝突安全性評価において、最高評価となる「2013トップセーフティピック+」に認定されたと発表した。
IIHSの安全性評価では、オフセット前面衝突、スモールオフセット衝突、後面衝突、側面衝突、ルーフ強度という5つの試験を実施。それぞれの試験で4段階の評価が行われ、4つの試験で最高評価の「good(優)」、残る1つが上から2番目の評価となる「acceptable(良)」を得ることが「トップセーフティピック+」の要件になっている。
同社の車では、2013年5月にコンパクトSUV「RVR」の米国仕様「アウトランダースポーツ」が「2013トップセーフティピック+」に認定されており、今回の認定によって2つのモデルが衝突安全における最高評価を得たことになる。
新型アウトランダーは、豪州・日本においても、車両の衝突安全性能を評価するANCAP(2012年12月)、JNCAP(2013年5月)の最高評価を獲得しており、欧州仕様車に搭載している「衝突被害軽減ブレーキシステム」が、「ユーロNCAPアドバンスド賞」を受賞し(2013年6月)、国内外で衝突安全性能の高さが認められているとのこと。