Googleは2日、「Google 災害情報」に台風や土砂崩れなどの気象警報・注意報などを追加したと発表した。台風や大雨などの警報や注意報が発令された場合に、Google検索、Googleマップ、Google Now、Google災害情報サイトに、各種情報を表示する。8月30日からは気象庁が開始する特別警報にも対応する予定。
「Google Now」では、位置情報に基づいて、端末のある地域に何らかの注意報・警報が発令されている場合に、Google Nowを立ち上げると自動的に災害情報を表示する。
Google検索やGoogleマップでは、「台風」「豪雨」などのキーワードを検索すると、検索結果の一番上に気象情報に関する警報・注意報の情報を表示する。また、警報の下に表示されている「詳細」をクリックすることで、気象庁発表の災害情報の詳細、気象庁ウェブサイト、台風や雨等の到達予定時刻などの情報にアクセスできる。一連のサービスはPC版、モバイル版から利用可能。
なお、今後は、気象庁が開始する特別警報にも対応する予定。特別警報は、大雨、地震、津波などの重大災害に関する警報に加え、警報の発表基準をはるかに超える豪雨や大津波などが予想され、重大な災害の発生の危険性が著しく高い場合に、呼びかける警報。対象となる現象は、東日本大震災における大津波、伊勢湾台風の大潮などが該当する。