長年仕事をしていると、どうしても自分のやり方に固執しがちになります。しかし、それが行き詰まることもあるでしょう。そんな場面に出くわしたら、次の言葉を思い出してみてください。

本日の論語

『子曰、君子不器』(子いわく、君子は器ではない)

意味

エリートというものは、役割・用途が限定された「器(専門家)」であってはならず、幅広い視点(教養)と自由な発想を持って社会や情勢を見極められる、柔軟で成長するものでなければならない。

解説です!

人は経験を重ね知識を得て、一定の価値観や観念などを持ちますが、それに固執して柔軟な思考や言動ができなくなってしまうこともしばしばあります。しかし、本当のエリートであれば、時勢や環境が変われば、それに合わせて柔軟に変化することができるはずです。

こんなシーンで役立ちます!

経験を積むことは決して悪いことではないのですが、それにこだわっていると、世の中の変化についていけない場合も少なくありません。もし、これまでのやり方が上手く行かなくなった時は、ひょっとすると、1つのやり方にこだわっているせいかもしれません。一度、立ち止まって、新しいやり方も検討してみてはいかがでしょうか。きっと解決する道が見つかるはずです。