リコーは31日、従来より輝度を高めたエントリー向けプロジェクタ「IPSiO(イプシオ) PJ WX2130B」および「IPSiO X2130B」の2機種を発表した。発売日は8月5日。価格はオープンで、店頭予想価格は「IPSiO WX2130B」が100,000円前後、「IPSiO X2130B」が90,000円前後。
2011年に発売した「IPSiO PJ WX2130」および「IPSiO PJ X2130」の後継機。解像度や本体サイズは同等ながら、輝度を従来より前者で100ルーメン、後者で200ルーメン向上させた2,800ルーメンとなり、より明るい投写が可能となった。
投写方式は単板DLPで、コントラスト比は2,200:1。別売りの3Dメガネを使用すると、フレームシーケンシャル方式の3D映像も鑑賞できる。
「IPSiO WX2130B」の主な仕様は、対応解像度が1,280×800ドット(WXGA)~640×480ドット(VGA)、アスペクト比が16:10、投写サイズが27.2~301型、投写距離が1~10.98m。
「IPSiO PJ X2130B」の主な仕様は、対応解像度が1,024×768ドット(XGA)~640×480ドット(VGA)、アスペクト比が4:3、投写サイズが27.46 ~302.8型、投写距離が1.19~13.11m。
本体サイズや搭載端子は共通。映像入力インタフェースはD-Sub×1、HDMI×1、Sビデオ×1、コンポジット×1、映像出力インタフェースはD-Sub×1。また、ファームウェアのバージョンアップ用にminiUSBを備える。内蔵スピーカーは2Wモノラル。
本体サイズはW286×D208×H100mm、重量は約2.5kg。消費電力は標準で280W以下、エコモード時で225W以下。光源はいずれも標準で200W。専用ワイヤレスリモコンが付属する。