映画『キャプテン・フィリップス』が第26回東京国際映画祭のオープニング作品に決定し、主演を務めるトム・ハンクスが来日することが決定した。
今回の来日は、第26回東京国際映画祭のオープニング上映に合わて行うもの。T・ハンクスにとっては映画『天使と悪魔』PRのために訪れた2009年5月の以来、4年ぶりの来日となる。
映画『キャプテン・フィリップス』は、実際に起こったソマリア海域人質事件を基にした実話を映画化した作品。2009年4月、コンテナ船マースク・アラバマ号は、援助物資5000トン以上の食糧を積んでケニアに向かうべくインド洋を航行していた。それはいつもと変わらない旅だった。だが、ソマリア海域に入った時、事態は思わぬ方向へ暗転。アラバマ号はたった4人の海賊に襲われ、たちまち占拠されてしまう。だが、そこでフィリップス船長は20人の乗組員の解放と交換に自らが拘束される。そこから、フィリップス船長たった一人対ソマリア人たちとの命がけの駆け引きが始まる。監督を務めたのは、『ボーン』シリーズ、『ユナイテッド93』(2006年)のポール・グリ-ングラス。トム・ハンクスのほかにキャサリン・キーナーらが出演する。
映画『キャプテン・フィリップス』は、11月29日より、新宿ピカデリーほか全国公開。