ベンキュージャパンは30日、1mの距離から95型の画面を投写できる短焦点ワイドプロジェクタ「MW820ST」を発表した。8月6日より発売し、価格はオープン。店頭予想価格は89,250円。

「MW820ST」

背面

画素数1,280×800ドットの液晶プロジェクタ。1mの距離から95型の大画面投写が可能で、狭いスペースでの使用に最適としている。輝度は3,000ルーメン、コントラスト比は13,000:1。テキサス・インスツルメンツ社の色彩深度向上技術「BrilliantColor」に対応する。

投写方式はDLPで、ズームは固定、コントラスト比は13,000:1。光源は190W、光源寿命は標準で最大4,500時間、エコノミーで最大6,000時間、スマートエコで最大6,500時間、スマートエコランプケアモードで最大10,000時間となっている。

画面サイズは72~300型。投写距離が80インチで約0.84m、100インチで約1.07m、120インチで約1.27m、150インチで1.57m。アスペクト比は16:10で、対応解像度は640×480(VGA)~1,600×1,200ドット(UXGA)。

映像入力インタフェースはHDMI×1、D-sub×2、Sビデオ×1、コンポジットビデオ×1、映像出力インタフェースはD-sub×1。10Wのモノラルスピーカーを搭載し、リモコンが付属。消費電力は最大270W(待機時0.5W)。投写位置はフロント/リア/テーブル/天吊り。

縦方向のみ手動で±30度の台形補正が可能。電源を供給するだけで起動するダイレクトパワーオンに対応。本体サイズはW287.3×D232.6×H114.4mm、重量は約2.6kg。オプションの電子黒板キット「PW01」に対応する。

電子黒板キット「PWO1」と使用イメージ(写真右)