米Googleは、子会社のZagatがレストランガイドサービスを刷新し、webサイトとスマートフォンアプリの新デザインを公開したと発表した。最新版では、レストランの評価やレビューにくわえて、紹介する都市ごとの専門編集者による記事や動画などを公開する。また今回の刷新により、Zagatのコンテンツがユーザー登録不要で無料利用できるようになった。
Zagatは、1979年に設立されたレストラン評価ガイド。2011年9月にGoogleによって買収され子会社となった。一般ユーザーのアンケートによって採点を行う評価システムが特徴で、レストラン/ホテル/映画などの格付けを行い、ガイドブックとして発行およびインターネットで公開している。
最新版ZagatのWebサイトおよびiOS版/Android版アプリでは、ニューヨークやロンドンなど9都市にあるレストランを掲載。今後、数カ月の間に世界50都市をカバーし、ショッピングやホテルの情報も紹介する予定としている。アプリはApp StoreおよびGoogle Playより無料でダウンロード可能だが、いずれも英語版のみ。