UQコミュニケーションズは29日、先月24日より総務省に対して申請していた「特定基地局開設計画」が認定されたと発表した。認定に伴い、下り1Gbps越えを目指した超高速モバイルブロードバンドサービス「WiMAX 2+」を今年10月末より提供する。

左: 柴山昌彦総務副大臣、右: 認定書を受領するUQコミュニケーションズ野坂章雄社長

今回の開設計画は、総務省より新規に割り当てられた2.5GHz帯(2625Mhz~2650MHzの最大20MHz幅)を活用したもの。同社では、今回の認定により、総務省から新たに割り当てられた20MHzの周波数と現行の30MHzをあわせた、連続50MHzの超高速モバイルブロードバンドサービス「WiMAX 2+」の提供を今年10月末より開始するとしている。

同サービスは、下り110Mbpsでサービスを開始、2017年には下り1Gbpsを超える超高速モバイルブロードバンドサービスの提供を目指す予定。またサービスエリアについては、既存のWiMAXとWiMAX 2+の両方を利用可能な端末を導入することで、両サービスの切り替えを可能にするとしている。