日本ヒューレット・パッカードは29日、21.5型IPSタッチパネルのフルHD液晶ディスプレイを採用した大型Androidタブレット「HP Slate21」を発表した。直販サイト「HP Directplus」で9月上旬から発売し、価格は40,000円前後の見込み。

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HP Slate21

発表会の一幕

スタンド機構の「HPスマートスタンド」は、15度~70度の範囲でスムーズにチルト(接地面の水平を基準にした場合は30度~85度)。片手でも楽に角度を調整できる。VESAマウント100mmにも対応しており、スタンドを取り外してディスプレイアームや壁掛けで使うことも可能。また、10キー装備の浮き石型(アイソレーション型)フルサイズ日本語キーボードと、マウスが付属する。

主な仕様は、プロセッサがNVIDIA Tegra 4(最大1.80GHz)、メモリがDDR3 1GB、ストレージが8GB eMMC。インタフェース類は、約92万画素Webカメラ、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 3.0、SDメモリーカードスロット(最大16GB)、マイク入力/ヘッドホン出力コンボポート、USB 2.0×3、スピーカー×2など。

21.5型の液晶ディスプレイは光沢(グレア)タイプで、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、視野角が水平垂直とも178度。側面に電源ボタン、ボリュームボタン、明るさ調整ボタンを備える。

本体サイズは、傾斜角度が15度のとき約W531×D169×H346mm、傾斜角度が70度のとき約W531×D330×H155mm、重量は約5.0kg。OSはAndroid 4.2で、KINGSOFT Office for Androidが付属する。なお、バッテリは内蔵していない。