CORSAIRは26日、高い静音性と拡張性を備えたE-ATX対応ミドルタワーPCケース「Carbide Series 330R」を発表した。リンクスインターナショナルを通して7月27日より発売し、価格はオープン。店頭予想価格は12,480円前後。

Carbide Series 330R

フロントパネルやトップパネル、サイドパネルの内側に吸音材を搭載し、ケース内部から発生するノイズを吸収する。フロントパネルのちょうつがい部分には専用のロックを備える。このロックは取り外し可能で、フロントパネルの右開きと左開きの切り替えに対応する。

ケースの内側に吸音材を備える

ちょうつがいのロックを付け替えることでパネルの開く方向を変えられる

ケースのフロント部分とボトムにダストフィルターを搭載し、ちりやほこりの侵入を防ぐ。フィルターは取り外し式で、メンテナンス性に優れる。

冷却は標準搭載ファンはフロントに140mmファン×1基、リアに120ファン×1基。オプションとして、ケーストップに2基の140mmもしくは120mmファンのほか、フロントにさらに1基140mmファンが搭載できる。また、天井部に240mmや280mmのラジエータを搭載できるスペースも用意する。裏配線用のケーブルホースを備え、約20mmの裏配線スペースを確保する。

ケース内レイアウトの例

ケース上部にラジエータを搭載可能なスペースを設ける

搭載ベイは5インチベイ×3基、3.5/2.5インチ共用ベイ×4基を備える。GPUは最長450mmまで搭載できる。拡張スロットは7基、フロントのインタフェースはUSB 3.0×2、スピーカー出力×1、マイク入力×1。対応電源はATX、対応マザーボードはE-ATX / ATX / Micro ATX / Mini ITX。

本体サイズはW210×D510×H485mm、重量は7.2kg。