ネットリサーチなどを行うドゥ・ハウスはこのほど、「そうめん」に関するアンケート結果を公表した。調査は6月11日~17日までインターネットを通して20~60代の男女を対象に行い、有効回答は1,951名から得られた。
レパートリーは2~3種類が最多
自宅で作るそうめん(又は冷や麦)のレパートリーについて尋ねると、全体の51.7%が「2~3種類」と回答した。地域別に見ると、大阪府が56.2%で最も高く、東京都は45.6%だった。「1種類」と「2~3種類」を合わせると全エリアで8割以上となることから、全国的にそうめんのレパートリーは、3種類くらいまでの人が多いとわかる。
年代別に見ると、そうめんのレパートリーを「1種類」と回答したのは20代が48.1%で最も多く、最も少ないのは50代の28.7%だった。また、「2~3種類」と回答した人が最も多かったのは60代(58.1%)で、20代が31.1%と最も少なかった。「そうめんは食べない/作らない」との回答は20代が最も多く、14.2%となっている。
さば缶などと食べるアレンジも
そうめんと冷や麦の違いについて聞くと、全体の54.1%が、「説明はできないが、何となく違いを知っている」と回答した。年代別に見ると、20代では34.0%、30代では45.5%と半数を切っている。一方で、40代は55.6%、50代は63.5%、60代は54.4%で、半数以上がそうめんと冷や麦の違いをわかっているようだ。「全く違いが分からない」と回答したのは全体の27.1%で、中でも20代は51.9%と最も高くなっていた。同社によると、そうめんと冷や麦は太さが違い、そうめんの方が細いとのこと。
「我が家ならでは」のそうめんについて聞くと、中華風や冷麺風、冷製パスタ風などのアレンジが見られたが、「麺つゆで普通に食べるのが一番」という回答も多かった。そうめんに合わせる具材では、ネギ、しょうが、大葉、みょうが、ワサビ、ゴマなどの薬味に加えて、ツナ缶やさば缶といった回答もあった。素揚げにして食べたり、鍋のシメにしたりするとの声もあった。