歌手・長渕剛の東日本大震災の復興支援活動を追った『長渕剛 写真集 2011-2012 「未来」』(ぴあ刊)が、8月3日に発売されることが25日、明らかになった。
東日本大震災が発生した2011年3月11日から1カ月後。長渕は、宮城県の航空自衛隊松島基地を訪れ、自衛隊員の激励ライブを行った。以後、被災地ライブなどで現地の人々と一緒に歌う姿などは、メディアでも取り上げられ、「長渕剛の復興支援活動」は広く知れ渡るところとなる。しかし、長渕がそのことについて多くを語らなかったこともあり、一人のミュージシャンとしての葛藤や時間を共にした人々の喜怒哀楽を知る人は少ない。
長渕の写真集としては21年ぶりとなる本書は、その真実が写真と共に記録されている。シングル「TRY AGAIN for JAPAN」を1,000人の石巻市民と歌った2011年6月25日、故郷・鹿児島に浪江町の子どもたち20人をサマーキャンプに招待した2011年8月1日から7日、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地内講堂でライブを行った2011年12月20日、そして、第62回紅白歌合戦の生中継を行った2011年12月31日など貴重な瞬間が数多く収録されている。