シヤチハタは、Windows 8にも対応した同社の電子印鑑システム「パソコン決済 7」を8月6日にリリース、Business版を価格62,790円で発売し、Basic版を無償提供する。対応OSは、Windows XP / Vista / 7 / 8。アプリケーションには、Microsoft Office 2003 / 2007 / 2010 / 2013、Adobe Acrobat 9 / X / XI、富士ゼロックス DocuWorks 6 / 7の各バージョンが対応する。
電子印鑑システム「パソコン決済」シリーズは、印鑑や文具の製造など80年という長い歴史を持つ同社が、PC上でも、紙と印鑑の関係同様に"承認"を実現するべく開発したソフト。同社オリジナルの書体やオーダーメイドの印影に、偽造防止の情報を埋め込むなどセキュリティ機能を搭載することで、電子印鑑というシステムを実現している。
新バージョンでは、Windows 8に対応するほか、捺印の操作性を大きく向上させている。Business版では、Active Directoryを利用したユーザー管理、管理ツールによる捺印状況の記録管理、電子印鑑の一元管理やフェリカ認証など、組織で活用できる機能が搭載される。無償のBasic版は、個人事業などをターゲットに提供され、印影データ「電子印鑑パック」(別売5,040円)を用いて、電子印鑑による捺印が可能になる。