メルセデス・ベンツ日本はこのほど、新型の4ドアクーペ「CLAクラス」を発売した。2012年に発表されて大きな反響を呼んだ「コンセプトスタイルクーペ」をベースに、さらにスポーティでダイナミックなデザインとした、まったく新しいモデルだ。

「CLA 180」

「CLA 250」

「CLA 250 AMG 4MATIC」

同社は2004年、「CLSクラス」にて、世界に先駆けて「4ドアクーペ」という新たなカテゴリーを創出した。4ドアでありながらクーペのような美しいスタイリングを実現し、セダンの快適性、実用性もあわせ持った独自のコンセプトだ。

「CLAクラス」のエクステリアは、流麗なルーフラインと、スポーティでダイナミックな3本のキャラクターラインによるサイドビューが大きな特徴となっている。斬新なダイヤモンドグリルとボンネットのパワードームも、アグレッシブで力強い印象を与える。Cd値は0.23で量産車の世界最高水準となり、燃費や静粛性の向上にも寄与している。

インテリアは、全席にヘッドレスト一体型スポーツシートを採用。チューブデザインのメーターパネルや、「SLS AMG」の流れを汲む丸型のエアアウトレットなどを採用し、スポーツイメージを強調している。

エンジンは直列4気筒ターボで、「CLA180」には1.6リットル、「CLA250」には2.0リットルが搭載される。いずれもアイドリングストップ機能を備え、7速デュアルクラッチトランスミッション「7G-DCT」と組み合わせることで、高い環境性能を実現している。ハイパフォーマンスモデル「CLA 45 AMG 4MATIC」では、最高出力360PSという世界一パワフルな4気筒エンジン、AMG 2.0リットル直列4気筒直噴ターボエンジンが搭載される。

価格は、「CLA 180」が335万円、「CLA 250」が459万円、「CLA 250 4MATIC」が484万円、「CLA 250 AMG 4MATIC」が710万円となっている。