レディー・ガガ、すっぴん公開と新曲への想いを語る「闘う準備はできている」

通算3枚目となるニュー・アルバム『アートポップ』のリリースを11月11日に控えているレディー・ガガが、自身の新しいウェブサイト「LittleMonsters.com」にてすっぴんの写真を公開し、8月19日に発売するニュー・シングルへの想いを語っている。

ニュー・シングルのタイトルは現時点では明かされていないが、ガガは「『アートポップ』は、私の傷ついて血を流している指から完成したシングルで幕開けするわ。心の奥底に眠るそういった過去の傷をまた開くのって怖いことなの。でも私は生々しい情熱をそこに見つけたの。自分の内面は壊れてしまったかと思ったけど、でももう闘う準備はできている。また音楽を作りたいの」と語っている。

そのメッセージとともに黒髪ですっぴんの写真を添えているガガは、以前にニュー・アルバムを「エレクトリックな情熱と激情の爆発」と表現していた。「『アートポップ』は私のクリエイティブな過程を映した鏡のようなもの。コラボレーションしたアーティスト全員のスタイルを通して、自分自身の旅の青写真を作り上げていったの。結果として、そのアーティスティックな制作過程の最初から最後までが『エレクトリックな情熱と激情の爆発』で彩られることになったわ」。

ニュー・アルバム『アートポップ』は当初、今年春にリリースが予定されていた。しかし、今年初頭に滑膜炎であることが明らかとなり、手術、そして車椅子生活を余儀なくされたガガは、アルバムのリリースを延期。精神的にも相当なダメージを受け、一時は『アートポップ』の制作が難航、創作力を失いスランプ状態であることが報じられていた。そのスランプから脱したガガの今回の発言と以前の発言を比較するとわかるとおり、ニュー・アルバム『アートポップ』のコンセプトには、変化があったことがうかがえる。

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