ツヴァイはこのほど、結婚への意識調査結果を公表した。予備調査を3月25日~29日に行い、本調査を3月28日~4月1日に行った。調査は、全国の20代~60代で独身かつ結婚意向のある男女1,087名を対象に、インターネットを通して実施。
6割の人が「いずれは結婚したい」
結婚をしたいかどうかについて聞くと、「いずれは結婚したい」との回答が59.6%、「3年以内に結婚したい」が12.2%だった。20代前半では、男性の76.5%、女性の82.8%が、「いずれは結婚したい」と回答している。女性では、20代後半と30代前半になると、「3年以内には結婚したい」の割合が高くなっていた。
独身男女の6割に恋人がいない
現在の悩みや不安について尋ねると、「結婚できるか」を不安に感じる独身者は多く、30代前半女性では、50.7%が不安に感じている。
恋人の有無についても聞くと、独身男女の6割には恋人がおらず、男性では66.8%、女性では51.8%となった。男性の方が恋人のいない割合が高くなっている。結婚へのハードルとしては、男女ともに「収入」が最も高く、男性の69.4%、女性の42.0%が回答している。特に男性20代後半では、80.7%と高い結果になっていた。
結婚していないことについてプレッシャーがあるかを尋ねると、「プレッシャーを感じる」の割合は30.1%だった。プレッシャーを感じる年代は、男女ともに30代がピークとなっている。状況別に見ると、親や兄弟と同居している方が単身住まいに比べて高く、地元住まいの方が更に高い結果となっている。
必要な世帯収入は「300~600万円」
結婚相手に求めることを尋ねると、最も多い回答は「性格・人柄」(69.7%)だった。その後に、「価値観が合うこと」の56.1%、「相性」の32.6%が続く。特に、女性30代前半の「性格・人柄」(80.6%)と、女性40代の「価値観が合うこと」(68.5%)が多くなっていた。項目別に見ると、「収入」は女性のスコアが高く、「外見・容姿」は男性のスコアが高かった。
結婚生活を送るために最低限必要な世帯収入については、「300~600万円」がボリュームゾーンとなっていた。平均金額は515.5万円で、昨年の調査よりも15万円程度減少している。結果に男女差はなかった。平均金額をエリア別に見ると、関東が最も高く557.2万円、北海道・東北が最も低く443.9万円だった。
結婚後について女性に尋ねると、「結婚しても仕事は続けたい」が59.7%、「専業主婦になりたい」が35.2%という結果になった。
同調査の詳細は、同社Webサイト内で確認できる。