10万個以上のレゴブロックを使用して未来の東京の街並みをつくるイベント「レゴブロックで都市をつくる 未来のTOKYOを描こう!」が21日、東京・港区の六本木ヒルズ 森タワー52階の展望台「東京シティビュー」で開催。子どもたちが、世界にひとつだけの独創性あふれる未来都市・東京の姿を完成させた。

レゴブロックで作り上げられた未来のTOKYO

イベントは、海抜250メートルの場所にある展望台から東京の街並みを見下ろしながら行われた。夏休み最初の日曜日とあり、229名の子どもたちが参加。280名の保護者が見守る中、約40分の制作時間で、家や、自動車や、住み暮らす人々の姿を組み立て、それらが都市を形づくるパーツとなり、用意された展示台の上に飾られていった。

完成されたのは、屋上が花畑になった家や、全体が吹き抜けになった透明のビル、木立に囲まれたベンチのある庭などで、人が立ったまま運転する未来の自動車もあり、中には、壁の上で周囲を見張る忍者などユニークなオブジェも登場。個性豊かなパーツが次々に展示台の上に飾られていくたびに、街の姿が整っていき、すべての作品の展示が完了すると、圧巻の街並みが出現した。来館者は、展望台から見える実際の風景と、子どもたちがつくり上げた未来の「TOKYO CITY」の景観に見入っていた。

六本木ヒルズでは、開業10周年記念となる夏のイベント「LOVE TOKYO SUMMER」が7月19日に開幕(9月1日まで)。この夏の六本木ヒルズは、森美術館で開催中の愛をテーマにした展覧会「LOVE展」に出展している前衛芸術家・草間彌生氏とコラボレーションする。20日と21日には、昨年大好評だった六本木ヒルズアリーナでの体験型イベント「キッズパーク」が開催された。

キッズパーク会場の様子

キッズパーク会場では、メインゲートをくぐると、人間の言葉をしゃべる不思議な木「スタンピー」が子どもたちをお出迎え。ポニーに乗馬して、動物といっしょに遊んで、学べる「ふれあいパーク」をはじめ、タブレットで未来を描く「ドコモ未来ミュージアム」、ブラジル発祥の格闘技・ダンス・音楽・遊びの要素が組み合わされた「カポエイラ」、コーヒーのインクでお父さん、お母さんの似顔絵を描く「カリカチュア」、世界にひとつだけのオリジナルロゼットブローチや、ビース・新聞紙でブレスレットやバッグをつくるワークショップなどが開催され、大勢の親子連れが夏休み「最初の週末」を楽しんだ。

キッズパーク会場ではさまざまなイベントを開催

「キッズパーク」を皮切りに、「LOVE TOKYO SUMMER」の期間中、六本木ヒルズでは、大人も、子どもも楽しめるワークショップやイベントが連日開催される。この夏、家族や友人たちと、六本木ヒルズで「LOVE TOKYO SUMMER」を体験してみよう。

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