日産自動車はこのほど、100%電気自動車「リーフ」の認定中古車制度を開始すると発表した。同制度では、同社が一定の品質を守るための認定基準をクリアした良質な車両に認定車特典を付加するほか、認定証を購入販売会社から発行する。

「リーフ」

認定基準は、バッテリー容量計が12セグメント(新車時から1セグメントも減っていない状態)の車両、事故修復歴(日本自動車査定協会基準)がない車両、走行距離5万km未満の車両、初度登録年月日からの経過が4年(48カ月)以内の車両、となっており、以上の基準をすべて満たす車両が認定中古車となる。

認定車特典は、5年10万kmまでのバッテリー容量を保証するとともに、リーフ認定中古車として、バッテリー容量の計測を行うとともにバッテリーを長持ちさせるためのアドバイスを記載した「バッテリーアドバイスシート」作成と、EV用の定期点検・整備がパックされた「メンテプロパック」付帯の特典がある。

なお、中古車専用サイト「Get-U」内に、認定特典の説明やバッテリー容量保証の内容等を紹介するリーフ認定中古車専用のWebページを開設したほか、リーフの中古車が購入しやすいように3.9%の特別低金利クレジットや、電気自動車のカーライフをトータルでサポートする「EVサポートプログラム」も用意している。