イベントで談笑する(左から)清澤恵美子、上村愛子、皆川賢太郎

フリースタイルスキー女子モーグルの上村愛子が、来年のソチ冬季オリンピック出場に向けて5年ぶりの大技・コークスクリューに挑んでいる。上村は悲願の五輪でのメダル獲得に向け、8月からオーストラリアに遠征する予定。

空中で軸をずらしながら2回転する「コーク・スクリュー」

上村は、初出場の長野五輪で弱冠18歳ながら女子モーグルで7位に入賞。その後、3度の五輪に出場するも、6位、5位、4位といずれもメダル獲得には至らなかった。そこで来年のソチ五輪に出場し、悲願のメダルを獲得できるように、空中で軸をずらしながら2回転する大技「コーク・スクリュー」を5年ぶりに“解禁”することを決意。現在、猛練習中だという。

上村は「初めての五輪で先輩(里谷多英)の金メダルを見てきた。5回目のチャレンジでメダルを取れるようにしていきたい」と意気込む。

最新の防寒具で遠征時の寒さ対策もバッチリ!?

23日は都内で開催された「UNDER ARMOUR 新テクノロジー『インフラレッド』発表会」に夫の皆川賢太郎らと参加。DOMEが展開するブランド「UNDER ARMOUR」からこのほど発売される「インフラレッド」は、セラミックスを用いた蓄熱性に優れた機能性ウェア。

8月からは寒さが厳しいオーストラリア遠征が控えている上村。寒冷地でのトレーニング時には「冷え性で体が動かなくなることがある」そうだが、「インフラレッド」を着用すると「ポカポカして温かいし、気持ちがいい」と、笑顔を浮かべていた。