お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が監督を務める映画『R100』(10月5日公開)の最新ポスターが完成し、数量限定で発売される特典付き前売り券の内容が23日、明らかになった。

映画『R100』ポスター
(C)吉本興業株式会社

同作は松本にとって、『大日本人』(2007年)、『しんぼる』(2009年)、『さや侍』(2011年)に続いて4作目となる監督作で、1月10日にクランクインし、4月8日にクランクアップを迎えた。絶対に開けてはいけない扉を開けて"契約期間が1年の謎のクラブ"に入会してしまった主人公の男を大森南朋が演じ、彼の前には大地真央、寺島しのぶ、冨永愛、佐藤江梨子ら謎の美女が次々と現れる。5月に予告編が公開され、都内で製作報告会見が行われたものの、松本人志ら登壇者は、内容に関わることについては多くを語らなかった。

今回、公開された最新ポスターでは、大森を中心に左右5人の登場人物が並んでいる。左側の大地、寺島、片桐はいり、冨永、佐藤、渡辺直美は真っ赤なルージュにボンデージ風の衣装が首元にちらりと見える。一方、右側には渡部篤郎、前田吟、YOU、西本晴紀、そして松本人志の姿が。こちらは左側に比べれば、日常で目にしやすい格好で、松本の警官風の衣装も確認できる。そして、大森の上には「父はM。」の文字。それ以外のコピーは記載されていない。同ポスターは、27日から全国の劇場で掲出される。

また、ポスター掲出日と同日から、公開劇場で特典付き前売り券を販売。全国1万セット限定(なくなり次第終了)の缶バッジが特典で、「I am ど S」と「I am ど M」の文字がプリントされており、特典の解説には「自分は"ど"つきたい派なのか、はたまた"ど"つかれたい派なのか、どちらかをチョイスし、服やバッグにつけて"どS""どM"を宣言してください」とある。この前売り特典の「S」と「M」。ポスターの「父はM」の謎を解明する手がかりとなる可能性もある。