楽天リサーチは全国の20歳から69歳の男女を対象に、夏の節電に関するインターネット調査を実施した。調査は6月21日・22日の2日間にかけて行われ、1,000人の有効回答を得た。
節電の意識、約6割の家庭が「高い」
最初に、家庭内の暑さに対する日常の節電意識の高さを聞いたところ、「やや高い(45.7%)」がトップ。「非常に高い(11.0%)」という結果と合わせると、56.7%が節電への意識が高いことが分かった。一方、節電意識が「非常に低い」、「やや低い」は合わせて12.6%にとどまっている。
50代・60代は「暑くても我慢」の傾向!?
次に夏の節電方法について聞いたところ、「エアコンの設定温度変更又は停止(67.7%)」、「扇風機を使う(64.9%)」が多かった。特に50代、60代は、他の年代と比べて「エアコンの温度変更や停止」、「扇風機を使う」の回答が高く、暑くても「我慢」して節電している様子がうかがえる。
続いて、もし家庭で節電効果によって対価が還元されるようになった場合、いくら相当還元されるなら実行するか聞いた。すると、全項目において「101円から1,000円(家電製品での節電:45.6% 外出をする:37.7% ゴーヤなどによるグリーンカーテン:36.1%)」が多いことが分かった。
夏場の電力消費のピークが13時~16時であるということを知っているか聞いたところ、66.9%が「はい」と回答。そこでピーク時に特定の場所に行くと、何らかの特典が得られるとしたら、その時間帯に合わせて外出をするか聞くと63.5%が「はい」と回答した。
最後に、電気に対して重視しているものについて聞いたところ、「低コスト(75.6%)」がトップだった。続いて「安定供給(70.6%)」、「電力会社によるサービス内容の向上(22.7%)」という結果になっている。