ここ数年、夏場の定番となって人々を悩ましているのが"ゲリラ豪雨"だ。ついさっきまで快晴だったのに、いきなり空が暗くなって激しい雨に見舞われる……という経験をした人も多いだろう。そんなゲリラ豪雨対策にも役立つAndroidスマートフォン向けアプリが「あめふるコール」だ。指定地点に1時間以内に雨が降ると予報されたときにステータスバーなどで通知するアプリとなっていて、傘を持参したり、外出を控えるなど、突然の降雨に備えることができる。

1時間以内の降雨予報を通知するアプリ「あめふるコール」

あめふるコールで降雨予報の通知を受けるには、あらかじめ設定が必要になる。画面右上のメニューボタンから[設定]を選択して設定画面を開いたら、通知する降水量や通知間隔、予報地点などを設定していこう。

まず、設定画面で降雨予報の通知設定を行う

メニューから[現在地取得]を選択することで地図上で現在地を指定でき、[保存]を選択して設定を保存できる

まず、[予報地点]を選択すると地図が表示され、画面をタップしたり、住所を入力することで降雨予報を知りたい地点をピンポイントで指定できる。現在地を指定したい場合は、メニューから[現在地取得]を選択し、確認のポップアップで[はい]をタップ。地図はピンチイン・アウト操作で拡大・縮小が可能で、地図を拡大して位置の微調整を行うことも可能。予報地点を指定したら、メニューの[保存]を選択することで設定を保存できる。

[通知降水量]では、通知を受けたい降水量を"弱い雨"、"強い雨"、"激しい雨"などの5段階から選択可能。また、[プッシュ通知の間隔]では、通知間隔を1時間から24時間で設定できる。最後に通知を受けたときから設定時間が経過し、なおかつ降雨予報がある場合に通知される仕組みで、通知間隔の推奨時間は、通知降水量を"弱い雨"などに設定している場合が12時間、"強い雨"の場合が6時間、"激しい雨"などの場合が1時間。少ない雨でも通知を受けたいときは通知降水量を"弱い雨"、ゲリラ豪雨などの通知だけを受けたいときは"激しい雨"などに設定しておくのがよいだろう。

通知を受けたい降水量を"弱い雨"、"強い雨"、"激しい雨"などの5段階から選択する

通知間隔を1時間単位で設定する。通知降水量に合わせて通知間隔を設定するとよいだろう

通知する曜日や時間帯を設定することも可能

通知する曜日や時間帯の設定も可能で、月曜から金曜日までの平日のみ通知されるように設定できるほか、夜中などに通知で起こされないようにすることが可能。そのほか、通知方法としては、ステータスバーでの通知とポップアップによる通知の2種類を選択できる。

指定地点に降雨予報がある場合は、通知音が鳴るとともにステータスバーにアイコンが表示される

ステータスバーを引き出すと、通知エリアで内容を確認することが可能

ポップアップによる通知方法を選択することもできる

ウィジェットの配置も可能で、今後1時間以内の10分毎の天気予報をチェックできる

アプリの起動画面では、指定した地点における今後1時間以内の10分毎の天気予報を確認可能。また、ウィジェットを配置することも可能で、起動画面と同様の10分毎の天気予報をホーム画面でチェックできる。

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「あめふるコール」の特長は、降雨予報を知りたい地点をピンポイントで指定し、10毎の細かい天気予報にもとづく降雨を通知してくれる点だ。通知する降水量や通知間隔、曜日や時間帯などの設定も可能で、外出時に傘が必要かどうか知りたい場合や、洗濯物を濡らさないようにしたい場合など、自分の使い方に合わせて設定して、突然のゲリラ豪雨などに備えることができるだろう。

あめふるコール
価格 無料 対応OS Android 1.6 以上
カテゴリ 天気 販売 アールシーソリューション株式会社