10月12日から公開される映画『おしん』で主役を演じた子役・濱田ここねが、7月29日から全国18都市を巡るキャンペーンを実施することが23日、明らかになった。

映画『おしん』のPRのため、7月29日から全国18都市を訪問する濱田ここね

濱田は劇中衣装のまま、7月29日から同作の舞台である山形県山形市を皮切りに、夏休み返上で1カ月をかけて全国を行脚。最終日となる8月29日の東京都に向けて、全国各地でマスコミ取材や試写会のほか、駅前や催事イベントなどさまざまな場面で映画をPRする予定となっている。また、各地で出会う人々に名刺代わりの"おしんカード"を手渡しで配布。1万人を目標に、受け取った人々をおしんの応援隊に任命していく。

出発の日が目前に迫る中、濱田はコメント映像で今回のキャンペーンを告知。「映画『おしん』をたくさんの人に見てほしいので、夏休み全国に行きます! 日本中の皆さんに会えるのが楽しみです!」と意気込み、「皆さん、会いに来てください! お願いします!」と呼びかけている。

NHK朝の連続テレビ小説『おしん』は橋田壽賀子が脚本を務めた作品で、NHKのテレビ放送開始30周年記念作品として1983年4月4日から1984年3月31日まで放送され、平均視聴率52.6%、最高視聴率62.9%を記録。日本中に「おしん」ブームを巻き起こし、世界68の国や地域で放映された。今回、2,471人の中からおしん役に抜てきされた濱田は、母役の上戸彩と共演。マイナス10℃にもなる極寒のロケ地に体当たりで挑み、今年の3月にクランクアップを迎えた。