NTTドコモは23日、「らくらくスマートフォン プレミアム(F-09E)」を開発したと発表した。大きい文字表示など、従来のらくらくスマートフォンの機能を備えつつ、「dマーケット」や「Google Play」に対応する。発売時期は9月下旬から10月上旬を予定している。
同製品は、約4.3インチのTFT液晶ディスプレイを搭載したAndroidスマートフォン。省電力液晶の「WhiteMagic」を採用しており、屋外や直射日光下でも明るく画面表示できるという。従来のらくらくスマートフォンと同様、ボタンのように押した感触がある「らくらくタッチパネル」を備える。
「dマーケット」および「Google Play」に対応。dマーケットを使ってスマートフォン向けのコンテンツを楽しんだり、Google Playから好きなアプリをダウンロード可能。地図やカメラなど、好みのアプリを集めることで、スマートフォンを自分好みにカスタマイズできる。
主な仕様は以下の通り。CPUは1.7GHz クアッドコアの「APQ8064T」で、OSはAndroid 4.2。ROM/RAMは16GB/2GB、外部メモリはmicroSD(2GB)/microSDHC(32GB)/microSDXC(64GB)が利用できる。背面約810万画素、前面約130万画素のCMOSカメラを搭載。バッテリー容量は2,100mAh。
このほか、Xi(100Mbps/37.5Mbps)、FOMA(14Mbps/5.7Mbps)、Wi-Fi(11a/b/g/n/ac)、Bluetooth(4.0)、IPX5,8/IP5Xの防水/防塵に対応する。カラーは、Precious Black、Silky Whiteの2色。