電子情報技術産業協会(JEITA)は23日、2013年6月のPC国内出荷実績を発表した。全体の出荷台数は前年比87.3%の93.2万台。そのうち、デスクトップPCは同94.2%の23.8万台、ノートPCは同85.1%の69.4万台だった。全体の出荷台数においてノートPCは74.4%の比率を占めた。
全体の出荷金額は前年比86.0%の699億円。そのうち、デスクトップPCは同89.8%の167億円、ノートPCが同84.9%の532億円だった。
同協会では全体の実績が前年同月を下回ったことについて、「前年同月が好調だった影響」とみている。また、法人向けのリプレース需要が引き続き堅調で、6月単月としては過去最高の実績だったという。
2013年度第1四半期(4~6月)の実績も同時に発表されており、全体の出荷台数は前年比81.9%の229.2万台。そのうち、デスクトップPCは同90.4%の64.7万台、ノートPCは同79.0%の164.5万台。全体の出荷金額は同83.2%の1,755億円だった。
この統計の参加企業は、アップルジャパン、NEC、オンキヨー、セイコーエプソン、ソニー、東芝、パナソニック、日立製作所、富士通、ユニットコム、レノボ・ジャパンの計11社。