文部科学省は21日、スイスのベルンで開催された「第24回国際生物学オリンピック」において、日本代表の高校生4人がメダルを獲得したと発表した。
国際生物学オリンピックは、1990年に開始した生物学に関心を持つ高校生らを対象としたコンテスト。学生の能力育成や参加国の生物教育の向上、生物学分野における活動の相互理解などを目的としている。
大会は個人戦で、実験問題と理論問題が課せられ、成績優秀者のうち上位約1割に金メダル、約2割に銀メダル、約3割に銅メダルを贈呈している。日本は2005年から参加し、毎年4名の選手を派遣している。
今回は、2013年7月14日~21日の期間に開催され、62の国・地域から240人が参加。日本代表は、広島学院高等学校3年の新宅和憲さんが金メダル、灘高等学校2年の真田兼行さん、埼玉県立大宮高等学校3年の中村絢斗さん、東京都立西高等学校2年の横山純士さんの3人が銀メダルを獲得した。