米Googleは7月24日(現地時間)にプレスイベントの開催を予定しているが、ここでは長らく噂されていたAndroidタブレット「Nexus 7」の次期バージョンが発表されるとみられている。さらに、OS新バージョンの「Android 4.3」も正式アナウンスされるとみられる。これらについて、現時点で得られた情報をお伝えしよう。

写真は現行のNexus 7

スペックは以前のレポート通り、外観写真のリークも

以前のレポートにあるように、調査会社のIHSがディスプレイメーカーへの市場調査で分析したところによれば、パネルサイズは現行と同じ7インチで、解像度は1,920×1,200とフルHDを上回る水準になると予測していた。またReutersは採用するプロセッサは以前のNVIDIA Tegra 3からQualcommのSnapdragonになることにも触れている。

最新のスペックはリーク情報としてEngadgetが報じており、それによれば1.5GHz駆動のクァッドコアプロセッサを採用、7インチのスクリーンサイズとなっている。またPhone Arenaは米家電量販店のBest Buyの広告を基にスペックを報じており、解像度は1,920×1,200、価格は16GBモデルで229ドルとしている。この価格は以前にReutersが報じていた現行モデル同等の199ドルより30ドルほど高い水準だ。

興味深いのは「@evleaks」が報じている新型Nexus 7の外観写真だ。正面/背面側面写真が公開されており、さらに16GBと32GBの2種類のモデルが用意されるとしている。これでわかるのは、本体左右のベゼルが細くなり、薄型化が進んでいるということだが、さらに旧モデルとの比較で全体に細長いデザインに変更されていることがわかる。

EngadgetとPhone Arenaのレポートでは、この新製品は7月24日に発表され、7月末に実際の販売されるとのこと。ただし日付は取り扱い店舗によって異なっており、Best Buyは7月30日から、Staplesは同31日からとなっている。価格は16GBモデルが前述のように229ドルで、32GBが269ドルとなっている。3G (+4G)版の存在は不明だが、今回の一連のリークでの注目は背面カメラだ。120万画素(正面)/500万画素(背面)のデュアルカメラ構成となっており、従来の正面カメラに加えて背面カメラをサポートしたことで利用場面が増えたといえる。