オフィス用品通販最大手として、注文したものが「明日来る」でおなじみのアスクル。その本社オフィスにあるカフェで、週に一度夜景を見ながらビールが飲めるバータイムがあるらしいと聞いて早速行ってきた。
入口から全貌が見渡せる開放感のあるオフィスは、パーテーションがなくフラットなつくり。社内を渡すこの一本橋の向こうに、アスクルカフェがあるらしい。
元々、辰巳にあった同社の本社オフィスは、震災を機に豊洲に移転したという。夜景の見える立地になったこともあり、通常のカフェ営業に加え、「気軽に部門を越えた社員間のコミュニケーションが図れる場所を作りたい」と週1回のバータイムを設けたそう。カウンターにある生ビールのサーバーは金色に光る本格派! 高級感あふれるフォルムだ。
珍しいのが曲線になっている階段状のスペース。まるでスタジアムの客席のような見た目だ。テーブル席も十分あるのだが、こちらに座ると途端にラフな雰囲気になる。がっつり食べるというよりも、からあげや枝豆をつまみながらリラックスして談笑したい時に向いているかも。
最近ではプロジェクトの打ち上げや部門の決起集会、取引先を迎えての懇親会などにも利用。プロジェクター設備や大きなモニターも配置されているため、会社のイベントの場としても重宝しているのだとか。また、サッカー観戦のようなパブリック・ビューイングなど、有志のグループが企画していろいろなイベントを行っているそう。本当にスタジアムの気分になれるかも?
気になるお値段は生ビールが通常300円。おじゃました時は、月に一度実施しているハッピーアワーとして最初の1時間は飲み物すべて100円のキャンペーンをやっていたため、200円のキャッシュバックがあった。東京湾を見おろしながら100円で生ビールが飲めるなんて…。
ワインはグラス200円、ワンコインプレート(生ビール、おつまみ3種)は500円。からあげをほおばりながら最近の話題を話す社員の姿も。カレー、こだわりの焼きそばなどのレギュラーメニューに加え、週によってスパニッシュオムレツやキッシュなどさまざまな料理が並ぶという。
軽くお酒を飲みながら英語の勉強をしているグループ、ノンアルコールビールで打ち上げをしているグループもいた。こんなバーがあったら、"アスクル"だけど明日来れないかも…と思っても安心。今のところ、バータイムの実施は週に一度の夜。たまたま集まったメンバーと別の店で朝まで、なんてこともできる、うらやましいカフェだった。