米Appleは、同社提供の統合ソフトウェアパッケージ「iWork」をウェブブラウザ上で利用できる「iWork for iCloud」のベータ版に関し、一般ユーザーの招待を開始した。これまではMac OSまたはiOSの開発者のみに提供されていたが、Appleからの招待メールを受け取った一般ユーザーも利用が可能となっている。

iWork for iCloud

「iWork for iCloud」では、Mac、Windows、iPhone、iPadの環境で利用できる。iOS端末についてはiOS 7以降に対応する。作成した文書は「iCloud」上に保存でき、共有および編集が行える。

Appleからの招待メールが届いたユーザーは、「iCloud.com」ログイン後の画面に、「Pages」「Numbers」「Keynote」のアイコンが並んでいるのを確認できる。いずれかのアプリを起動し、文書の作成または編集を行うと、同じApple IDでログインしているMacやiOS端末上のiWorkアプリに自動で反映され、また自動で同期が行われる。iWork側で行った作業も同様にiWork for iCloudに反映される。

本サービスの招待メールなしの公開は2013年秋の予定となっている。