米Appleは、開発者向けサイトに不正アクセスがあり、同サイトを18日に閉鎖したと告知した。サイト再開は近日中としつつも、具体的な日時については未定となっている。
不正アクセスがあったのは18日。何者かが登録開発者の個人情報を得ようと侵入を試みたという。Appleによれば、個人情報は暗号化されているが、一部のデベロッパーの名前、住所、メールアドレスにアクセスした可能性を排除できないとし、透明性の精神にのっとって、本件について情報公開したという。同サイトについては不正アクセスのあった18日より閉鎖し、問題の解決に取り組んでいるとしている。
同社では再発防止に向けて、システムの見直しと、サーバーソフトウェアのアップデートを行い、データベースの再構築を実施する。
なお、閉鎖期間中にプログラムメンバーシップの有効期限が切れてしまう場合には、本件を考慮し、開発者のアプリをApp Store上に残すとしている。