ASUSTeK Computerは19日、NVIDIAのKepler世代GPU「GeForce GTX 780」を搭載したグラフィックスカード「GTX780-DC2OC-3GD5」を発表した。本日より発売し、価格はオープン。店頭予想価格は90,000円前後。

GTX780-DC2OC-3GD5

ベースクロックをリファレンスの863MHzから889MHzに、ブーストクロックを900MHzから941MHzに引き上げたオーバークロック仕様のグラフィックスカード。

主な仕様は、メモリクロックが6008MHz(データレート)、メモリはGDDR5 3GBの384bit接続、PCとの接続バスインタフェースはPCI Express (3.0) x16。出力端子はDisplayPort×1、HDMI×1、DVI-I×1、DVI-D×1。カードサイズはW287×D147×H41mm。

ファンブレードの根元にブロアーファン、先端に通常のファンブレードを使用したハイブリッド構造を採用した「CoolTechファン」を搭載。横方向に強い圧力で空気を押し出すブロアーファンの特徴と、放熱フィンに対して垂直に空気を送りこむ、通常ファンの特徴を併せ持った新発想のファンで、従来のファンと比べて広範囲にわたって風を送ることができるという。

また、ヒートパイプをGPUに密着させた高効率な独自クーラー「DirectCU II」を搭載。同社によるとリファレンスクーラーと比較して、最大20%の冷却性能向上がみられるという。

マザーボード用のデジタル電源回路として定評のある「DIGI+ VRM」により、一般的なグラフィックスカードに比べ電流ノイズを最大30%低減しているという。さらに、各種パーツにオリジナル素材を使用することで部品寿命を向上させる「Super Alloy Power」仕様となっている。