パナソニックと三洋電機は7月18日(現地時間)、米国独占禁止法違反に基づく罰金の支払いに関して、米国司法省との間でそれぞれ合意したと発表した。

パナソニックは、特定顧客向けの一部自動車部品の販売に係る米国独占禁止法違反があり、三洋電機はノートPC用の円筒形リチウムイオン電池の販売に係る違反があった。パナソニックに違反があった部品はステアリングホイールスイッチ、ワイパースイッチ、コンビネーションスイッチ、ドアカーテシ―スイッチ、ターンスイッチ、ステアリングアングルセンサー、HIDバラスト。

これらにより、パナソニックは45,800千米ドル、三洋電機は10,731千米ドルの罰金をそれぞれ米国司法省に支払うことで合意。なお、これによる2014年3月期の連結業績予想への影響はないという。