りそな銀行は18日、「りそなVisaデビットカード〈オリジナル〉」の取扱いを22日に開始すると発表した。
クレジットカードだけでなく電子マネーの利用が急速に進むなど、現金を直接やりとりしないキャッシュレス化が進んでいる。同社が提供するサービスもこれに対応し、2011年5月に利用額に応じてJALマイルが貯まる「りそなVisaデビットカード〈JMB〉」を導入した。
このたび、パートナー企業19社のポイントや電子マネーへの交換ができ、キャッシュバック機能もある「りそなクラブポイント」が貯まる同カードの取扱いも開始することで、同社が提供する決済機能の中核サービスとして「Visaデビットカード」を更に強化していくとしている。
顧客にとっては、現金を持ち歩く必要がないことに加えて、ATMで現金を引き出す手間が省け、ATM利用手数料が不要になるといったメリットがある。
「りそなVisaデビットカード〈オリジナル〉」の特徴
キャッシュカードと一体化して発行(口座作成時に、キャッシュカード、りそなVisaデビットカード、クレジット一体型カードのいずれかを選択)
国内外のVisaが使える店舗で利用ができ、代金は口座から即時で引落し(一部、利用できない加盟店がある。一部加盟店の利用分は、即時引落しにならない場合がある)
海外のATM(Visa、PLUS)を利用して、現地通貨を引き出すことができる
カード利用1000円毎にりそなクラブポイント5ポイント(=利用額の0.5%)を還元(りそなクラブポイントは、りそな銀行との取引内容に応じてたまるポイントサービス)
年間手数料は525円(税込)。ただし、初年度は無料で2年目以降も1年毎にショッピング利用実績があれば500ポイントを還元
同カードのデビューキャンペーンを実施。りそなグループの埼玉りそな銀行や近畿大阪銀行も今年中にVisaデビットカード〈オリジナル〉の取扱いを始める予定。
りそなグループは、今後も引き続き「銀行の常識を変えよう。」をスローガンに、顧客の要望に応える新たな商品・サービスの開発と提供に取り組んでいくとしている。