コンチネンタルタイヤはこのほど、同社のフラッグシップタイヤ「コンチ・スポーツ・コンタクト 5P」が、マセラティの新型「クアトロポルテ」の新車装着タイヤとして採用されたことを発表した。

「コンチ・スポーツ・コンタクト 5P 前後輪用タイヤ」

「コンチ・スポーツ・コンタクト 5P 後輪専用タイヤ」

コンチネンタルタイヤがスポーツカーメーカーの名門であるマセラティに採用されるのは今回が初めて。承認サイズは、モデル別に19インチから21インチまでの6サイズ。「コンチ・スポーツ・コンタクト 5P」は、同社の最先端技術を投入したスポーツタイヤで、「クアトロポルテ」用新車装着タイヤには、他と区別するために「MGT」の承認マークが刻印される。最高速度は時速320km。

「コンチ・スポーツ・コンタクト 5P」は、左右非対称のトレッドリブとオフセット・トレッドブロックが特徴で、シリカ配合コンパウンドを採用している。前後輪用と後輪専用タイヤがあり、それぞれパターンが最適化されている。リム径は18インチから23インチ、タイヤ幅は225mmから、偏平率は40・35・30・25がラインアップされている。

コンチネンタルタイヤは主要スポーツカーメーカーに対し、ハイエンド・スポーツカー向け新車装着タイヤとして、「コンチ・スポーツ・コンタクト 5P」を供給している。著名なチューニングメーカーやスポーツカーメーカーも、ハノーバーで開発されたこのタイヤを積極的に採用しているとのこと。