今回の訴訟は、リアム側、女性側ともに内密に進めたいと希望しているという。写真はリアム・ギャラガー (C)BANG Media International

英ロックバンド・オアシスの元フロントマンであり、現在はビーディ・アイで活躍するリアム・ギャラガーが、1歳の女児の父親であるとして米国人女性から訴えられたことをニューヨーク・ポスト紙が報じている。これを受けてリアム側が、逆に同紙を提訴することが明らかになった。

報道によればリアムは、ニューヨーク在住のある女性がリアムと関係を持ち、さらに約1年前にその時にできた子供を出産したとして300万ドル(約3億円)の訴訟を起こされており、現在は非公開の裁判が進行中と伝えられている。ニューヨーク・ポスト紙は17日付で報じているが、それを受けてリアム側は同紙に対して、逆に訴えを起こす構えだという。リアムの所属エージェントの代理人は、メールオンラインに次のように話している。

「リアム・ギャラガーの弁護団は、ニューヨーク・ポスト紙に対して法的措置を取る見込みです。このようなゴシップに関しては一切のコメントを控えさせていただきます」

ニューヨーク・ポスト紙は、ニューヨークのマンハッタン家庭裁判所においてリアムを訴えた相手はアメリカ人ジャーナリストのリザ・ゴルバーニだと報じているが、リアム側、女性側、双方ともに今回の裁判は内密に進めたいと希望しているという。原告と被告の名前が伏せられた上で先週予定されていた法廷での審理は、今月末へと延期。さらに同紙が伝えているところによれば、リアムの子供を生んだとしている女性は、生後7カ月になる娘の父親がリアムだということを証明するために、DNA鑑定を実施する用意があるという。

渦中の女性は2010年5月にニューヨーク・タイムズ紙のコラム「ア・ナイト・アウト・ウィズ」のためにリアムを取材していて、それが今回の「隠し子報道」の始まり。ある関係者はニューヨーク・ポスト紙に次のように明かしている。

「タイムズに載せるためのインタビューでリザはリアムと出会い、関係を持つようになったんです。子供が生まれてから3カ月くらい経つまでその関係は続いていました。でも彼女が子供の養育費を求めるためにリアムを訴えると話したことで、彼が関係を切ったんです。リアムはあるメールでその子供が自分の子だと認めていて、その女の子には『ロックスターの血』が流れているために美しい子なんだと書いています」

現在はビーディ・アイ のフロントマンを務めるリアムは、過去3人の女性との間に3人の子供をもうけている。

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