マーケティングなどを行うエルネットは7月17日、「うなぎと健康に関するアンケート」の結果を公表した。調査は同社が運営するレシピサイト「ボブとアンジー」が、全国の宅ふぁいる便ユーザーを対象に調査を行い、1,683人から有効回答を得た。
うなぎを食べる人は約3割
今年の土用の丑の日は、7月22日と8月3日だが、今年の丑の日にうなぎを「食べる」と回答した人は29・3%にとどまった。「食べない」と回答したのは13・6%、「未定・分からない」と回答したのは57・1%だった。
食べない理由は「高価だから」が多数、マニアックな理由も
土用の丑の日にうなぎを食べない理由は、「高価だから」が35・5%で最も多い回答となった。以下、「うなぎが好きではない、興味がない」(31・2%)、「土用の丑の日ではなく、他の日に食べる」(17・0%)と続いている。他には「土用の日がうなぎの旬ではないから」「店が混む」などの理由があった。
また、一部には「資源保護のために食べない」(2・6%)と、ニホンウナギが国際自然保護連合の絶滅危惧種として、レッドリストに載せられるかどうかが検討されていることを受けて、食べない理由に挙げているマニアックなケースもあった。