米Lookoutは現地17日、Googleが開発中のメガネ型デバイス「Google Glass」について深刻なセキュリティ上の脆弱性を発見したとして、同社の公式ブログ上で公表した。
同ブログによると、Google Glassに悪意のあるQRコードを読み取らせた場合に、攻撃者がコントロールするWi-Fi-アクセスポイントに接続させることが可能であるという。攻撃者のコントロール下では、ウェブ上の脆弱性をGoogle Glassに送り込み、最終的にはGoogle Glassの乗っ取り可能になる。
なお、同社は発見した脆弱性について5月16日にGoogleに報告。それを受けて脆弱性を修正した、バージョンXE6を6月4日にリリースしたとしている。