日本ヒューレット・パッカードは18日、NTTドコモのLTEモジュールを搭載した10.1型のWindows 8タブレット「HP ElitePad 900 for DOCOMO」を発売した。直販サイト「HP Directplus」での価格は、Windows 8モデルが91,350円から、Windows 8 Proモデルが111,300円から。
HP ElitePad 900のLTE対応モデルは2013年5月発表で、au(KDDI)モデルが先行して発売されていた。それに続いて、NTTドコモ対応モデルが発売となった。NTTドコモのLTE回線を利用する場合は、ドコモショップでの契約手続きが必要。法人向けの位置付けだが、個人ユーザーでも購入できる。
HP ElitePad 900は、Windows 8またはWindows 8 Proを搭載した10.1型のタブレットPC。アルミ削りだしのボディやCorning Gorilla Glass 2を採用した液晶面による堅牢性に加え、ビジネス用途に向けて、紛失時の遠隔ロック/データ消去といった機能を備える。
本体を覆ったり増設したりする「ジャケット」というオプションによって、堅牢性の向上、USBポートなどインタフェース類の増設、キーボードの増設などが可能。用途に合わせて数種類のジャケットが用意され、ジャケットを交換しながら使うこともできる。
主な仕様は、CPUがIntel Atom Z2760(1.8GHz)、メモリが2GB LPDDR2 533MHz、ストレージが64GB SSD(Windows 8モデルは32GB)、液晶ディスプレイが10.1型マルチタッチ対応(1,280×800ドット)。主なインタフェースは、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、microSDカードスロット、microSIMカードスロット、マイク入力/ヘッドホン出力コンボポート、NFCリーダー。センサー類は、加速度センサー、デジタルコンパス、ジャイロセンサー、周辺光センサー。バッテリ駆動時間は最大約12.7時間。本体サイズはW178×D261×H9.2mm、重量は約630g。