ランボルギーニ・ジャパンは17日、アウトモビリ・ランボルギーニ設立50周年を記念した2台の特別なモデル「アヴェンタドール LP 720-4 ロードスター 50°アニヴェルサリオ」「ガヤルド LP 560-2 50°アニヴェルサリオ」を発表した。
アウトモビリ・ランボルギーニは1963年、イタリア北部のサンタアガタで設立され、一貫してスーパースポーツカーを生産してきた。今年、その歴史が50周年を迎えたことを記念し、同社を代表する「アヴェンタドール」「ガヤルド」の記念モデルを発表。4月に開催された上海モーターショーに出品して大きな反響を得た。この2台のモデルが日本に初上陸し、報道陣に発表されるとともに販売開始されている。
「アヴェンタドール」の記念モデルは、720PSにパワーアップした12気筒エンジンを搭載。フロント、リアのデザインが一新され、エンジンコンパートメントの換気性能や最高速での操縦安定性が向上した。塗装には、「ジャロ・マッシュ」(5月の黄色)と名づけられた新色を選ぶことが可能に。ハイグロスブラック塗装のアルミホイールと組み合わせることで、比類ないエクステリアに磨きをかけている。
「ガヤルド」記念モデルは、最高出力を10PS向上させたエンジンを搭載し、最高速度は時速320kmに。エクステリアにはカーボンファイバー技術を生かしたハイ・リアウィングや、エンジンルームを見られる透明のエンジンボンネット、19インチの鍛造アルミホイールなど採用。インテリアにはブラックが基調のアルカンターラ内装を採用する。
両モデルの価格と販売台数は、「アヴェンタドール LP 720-4 ロードスター 50°アニヴェルサリオ」が5,598万8,100円で世界限定100台、「ガヤルド LP 560-2 50°アニヴェルサリオ」が2,291万6,250円で世界限定90台。なお、これらのモデルをはじめ、2013年に製造されるすべてのランボルギーニ車で、カーボンファイバー素材フォージド・コンポジットの50周年エンブレムが取り付けられるとのこと。