ヴァリューズは、一般ネットユーザーの行動ログとデモグラフィック(属性)情報を用いたマーケティング分析サービス「VALUES eMark+」を使用して、この夏に旅行予定がある消費者のネット行動を分析。このほどその結果を発表した。
半数以上が夏の旅行を予定
まず6月18日~24日にかけて、同社モニター1万6,395人を対象に夏の旅行予定についてアンケートを実施した。
今年の夏に旅行予定があるかどうか尋ねたところ、国内旅行では「予定・既に予約済」が14.7%、「検討中」が18.5%、海外旅行では「予定・既に予約済」が3.9%、「検討中」が3.1%だった。「行き先は決めていないが検討中」の11.2%を合わせると、半数以上が夏の旅行を予定していることが分かった。
国内旅行予定者がよく見るサイトは「じゃらんnet」
次に、国内旅行予定者がよく閲覧するサイトランキングを作成した。ランキングによると、旅行を検討していない人に比べて、国内旅行予定者がよく閲覧するサイトの1位は、「じゃらん net」だった。次いで「楽天トラベル」、4位に「Yahoo!トラベル」、5位に「JTB」と、国内旅行予約を手掛ける大手サイト名が上位に並んだ。
また、海外旅行予定者がよく閲覧するランキングも作成。旅行を検討していない人に比べて、海外旅行予定者がよく閲覧するサイトの1位は「HIS」であることが分かった。次いで「JTB」、3位は「日本航空(JAL)」だった。「トリップアドバイザー」「フォートラベル」などの旅行クチコミサイトも上位にランクインしている。
旅行予定者が検索しているワードは?
続いて、Google及びYahoo!の検索を対象に、この夏に旅行を予定している人がどのようなキーワードで検索しているか、6月分の検索キーワードランキングを作成した。国内旅行予定者では5位に「じゃらん」、7位に「ANA」がトップ10にランクイン。海外旅行予定者では、トップ10以内に「HIS」、「ANA」、「JTB」、「JAL」が入った。
国内旅行予定者は21位に「グーグルマップ」、海外旅行予定者は14位に「翻訳」というキーワードが入っており、旅行準備に活用している様子がうかがえる。