福岡社屋構想

LINEは17日、福岡県福岡市博多区に、国内第二の拠点として福岡社屋を建設すると発表した。新拠点は、LINEとLINE周辺サービスの開発ラボとしての役割、アジアへのアクセスのしやすさを生かしてグローバル展開を加速させる役割を担う予定。新社屋の建設に伴い、九州を中心として西日本地域での人材も確保する。

今回の新社屋の建設にあたり、社員の働きやすいオフィス環境を整えるだけでなく、低層階に一般市民が自由に利用できる図書館等の公共施設の設置などを行い、基準を満たした建築計画に対して容積率を緩和する「福岡市都心部機能更新型総合設計制度」を活用する方針。さらに、敷地内の図書館と、隣接する公園で利用できる無料Wi-Fiも提供も予定。

なお、福岡社屋の設計施工は、環境にも配慮。日本の建築環境総合性能評価指標「CASBEE」の最高ランクとなるSランクと、世界的な建物環境性能評価指標「LEED」の新築部門最高ランクおtなるプラチナ認証を同時に取得する、日本初のオフィスビルを目指す。