富士ソフトは17日、Windows XPからWindows 7 / 8への移行を支援するサービス「らくらくアップグレード for Windows」を22日に提供開始すると発表した。環境が整っていれば最短30分でWindows 7へのアップグレードが完了するという。
「らくらくアップグレード for Windows」は、Windows 7 / 8からWindows XPへダウングレードしたPCを中心に、 Windows 7またはWindows 8にアップグレードするサービス。PCからファイルイメージを抽出し、当該サービスで使用するツールと抽出したファイルイメージを組み合わせてマスターイメージを作成し、アップグレードメディアとして提供する。OSだけでなくインストール済みのアプリケーションやユーザーデータも合わせて移行可能。
同社は、2014年4月のWindows XPのサポート期間終了まで残り9カ月となり、ユーザーは時間とコストをかけて移行を進めることが難しくなったと説明。従来はユーザー環境の調査・分析から実際のユーザデータ移行までを手作業で行なっていたが、「らくらくアップグレード for Windows」ではユーザーの移行環境に合わせたDVDをPCに挿入し再起動するだけで、OSのアップグレードと移行作業が完了するという。
移行データ例は、業務用アプリケーションややMicrosoft Officeなど市販のアプリケーション、ユーザーデータ、PC名やブラウザ設定など各種設定など。
移行対象はWindows 7またはWindows 8をWindows XPにダウングレードしたPC、もしくはアップグレードするOSのシステム要件を満たしているPC。価格は500台を移行した場合で1台あたり4,000円。