ドルフィンブラウザは、同社が運営するスマートフォン/タブレット専用アプリ「ドルフィンブラウザ」のAndroid版10.0をリリースした。最新版では、より快適に操作できるようUI(ユーザーインターフェース)を一新、ユーザーから要望の多かった機能を複数追加した。また、より速いブラウジングのため、これまでアドオン提供していたDolphin Jetpackをブラウザに搭載する。
ドルフィンブラウザは、ジェスチャ/音声/アドオン機能を搭載したスマートフォン/タブレット用のブラウザアプリ。2009年10月にAndroid版アプリを開始し、その後2011年12月に日本語版をリリース、今年6月には全世界で8,000万ダウンロードを突破した。アプリはApp StoreおよびGoogle Playより無料でダウンロードできる。
スタートページ画面。お気に入りのサイトを登録するとワンタップでアクセス可能になる |
ドルフィンキー。スワイプする方向によって機能を切り替えることが可能 |
パーティカル検索機能。画面下部のアイコンをタップするとWikipediaなどでサイト内検索できる |
最新のAndroid版アプリでは、より簡単にお気に入りのサイトにアクセスできるようスタートページのUIを変更。スタートページに60以上のサイトが登録可能になり、ドラッグで位置の入れ替えやフォルダ管理が行えるようになった。また左下に、指でスワイプする方向によって機能を切り替えるドルフィンキーを設置。ジェスチャ/ソナー(音声機能)/タブ一覧機能を片手で簡単に切り替えることが可能になった。
このほか、URLバーに検索キーワードを入力するとWikipedia/Amazon/YouTubeなどへのリンクが下部に表示される「バーティカル検索」機能を追加し、Web上でのフラッシュコンテンツに対応した。なお、フラッシュコンテンツの利用には、フラッシュプレイヤーの別途インストールとプラグインを有効にする設定が必要。