熊本製粉は7月12日、前代表取締役 社長による社内でのハラスメント発生と辞任を受け、企業体質改善に向けてCSR(企業の社会的責任)活動を推進していくことを発表した。
同社は7月11日、前代表取締役 社長の古賀幹雄氏が10日に辞任したことを発表。今回、トップによるハラスメントが発生した件について、「内部通報制度が機能したものの、未然に防止することが出来ずに誠に残念に思う」とコメントしている。
また今後は、同様の事が二度と発生しないよう企業体質改善に向け、コンプライアンス推進委員会を立ち上げる。さらに外部有識者によるチェック体制および、外部相談窓口を新設し、CSR体制を強力に推進。再発防止に向けた教育を徹底して実施していくとしている。
なお、前社長古賀幹雄氏の辞任に伴い、前代表取締役 企画担当・営業統括の宮本貫治氏が7月10日に新社長に就任した。