西日本鉄道のWebサイトに改ざん、一部コンテンツから不正サイトへ誘導

西日本鉄道は12日、2013年7月8日21時頃から7月11日20時50分頃まで、同社Webサイトが第三者により改ざんされていたと発表した。現時点で被害を受けたサーバをネットワークから切断しており、利用ユーザーの情報流失などはないという。

改ざんの被害にあったコンテンツは、「高宮はるかのにしてつ新発見！」と「西鉄駅伝部」の2つ。期間は2013年7月8日21時頃から7月11日20時50分頃までで、上記期間にこの2コンテンツにアクセスすると、不正なサイトに誘導される状態にあったという。

同社ではサーバに搭載していたシステムに第三者が不正アクセスし、コンテンツを改ざんしたことを確認しているが、詳細は調査中。当該期間、改ざんされたコンテンツへのアクセス数は約3,800件。ユーザーの情報流出などはないとする。

同社では、改ざんが疑われる期間中に上記コンテンツにアクセスした可能性があるユーザーに対し、セキュリティソフトによるウイルス感染確認・駆除の実施を呼びかている。また、今後は対策・監視を強化し、安全な運営を進めるとしている。