東芝ライテックは7月11日、E26口金用LED電球「光が広がるタイプ」のラインナップ一新を発表した。7月26日より発売される。希望小売価格は2,415円~7,350円。
これまで同社では、LED電球の製品名を「LED電球一般電球形12.4W 光が広がるタイプ」といったように消費電力で表現していた。しかし、同じ消費電力でも昼白色と電球色で明るさが異なるなど、分かりにくい面があった。新製品では『LED電球一般電球形「光が広がるタイプ」40W形』のように、白熱電球の明るさを基準にした製品名になる。
新しいラインナップは、明るさが、白熱電球40W形・50W形・60W形・80W形相当の4種類。80W形相当は光源色が昼白色のみで、それ以外は昼白色と電球色が用意される。配光角は約240~260度で、白熱電球40W形相当のみ配光角が180度の昼白色と電球色モデルも用意される。昼白色と電球色の両モデルの明るさ(全光束)は同一だ。
エネルギー消費効率も向上している。従来モデルでは56.5lm(ルーメン)/W~94.3lm/Wだったエネルギー消費効率は、73.5lm/W~116lm/Wとなった。定格寿命はいずれも40,000時間だ。
なお、今回発表されたのはE26口金用の「光が広がるタイプ」のみだが、今後は他のタイプのLED電球も順次、明るさを基準とした製品名に切り替えていく予定だという。
型番 | 希望小売価格 (推定市場価格) |
光源色 | サイズ | 質量 | 定格消費電力 | 全光束 | 配光角 |
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LDA6L-G/40W | 2,415円 | 電球色 | φ60×112mm | 110g | 6.2W | 485lm | 約260度 |
LDA5N-G/40W | 2,415円 | 昼白色 | φ60×112mm | 110g | 5.1W | 495lm | 約260度 |
LDA8L-G/50W | 3,045円 | 電球色 | φ60×119mm | 130g | 7.5W | 640lm | 約260度 |
LDA7N-G/50W | 3,045円 | 昼白色 | φ60×119mm | 130g | 6.5W | 640lm | 約260度 |
LDA9L-G/60W | 3,675円 | 電球色 | φ60×119mm | 155g | 9.1W | 810lm | 約260度 |
LDA8N-G/60W | 3,675円 | 昼白色 | φ60×119mm | 130g | 7.5W | 810lm | 約260度 |
LDA10N-G/80W | 7,350円 | 昼白色 | φ60×119mm | 155g | 10W | 1,160lm | 約240度 |
LDA7L-G-K/40W |
オープン (1,200円 前後) |
電球色 | φ60×113mm | 75g | 6.6W | 485lm | 約180度 |
LDA5N-G-K/40W | 昼白色 | φ60×113mm | 75g | 5.4W | 485lm | 約180度 |